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ごあいさつ

『日本指揮者協会』第五代目会長
 秋山和慶

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 2012年4月、60有余年の伝統を誇る『日本指揮者協会』の、第五代目会長に就任に致しました。会長として、皆様にご挨拶をさせて頂きます。

 山田耕筰先生・近衛秀麿先生・齋藤秀雄先生等々、日本のクラシック音楽、並びオーケストラの黎明期を導き、活気ある発展期を築きました先達が『日本指揮者協会』の礎を築き上げ、第三代・朝比奈隆会長、第四代・荒谷俊治会長の後を継いで、第五代目会長を担う事は、光栄の極みであり 且つ、重責に身が引き締まる思いです。

 しかし乍ら私は、これから“未来のクラシック・シーン”を牽引するべく役割を担う為に、『開かれた日本指揮者協会』を目指して、現有会員を中心に 新規会員にも広く門戸を解放して、老若男女の指揮者達にとって 楽しく、また、互いに刺激し合える“充実した集いの場”にしたいと強く願っています。

 つまり、今後の『日本指揮者協会』は、今迄以上に“指揮者達の懇親の場”でありながら、また、互いに“切磋琢磨する場”でもありたいと考えている訳で、その為に 会員交流のレクリエーションはもちろん、協会企画の各種レクチャー&イベント等、様々な活動を視野に入れつつ、『より、フレキシブルな団体である事』を指針として参りますが、会長である私を中心に、長年ご尽力頂いている福田一雄幹事長、新体制発足に伴い着任した坂本和彦事務局長、そして執行部役員の皆さんと会員一同が、共に歩み 支え合える様な、そんな素晴らしい『日本指揮者協会』でありたいと、思いを新たにして居ります。

 幸い、新しい仲間達も新規加入をして居り、また訳あって、一時協会から距離を置いていた仲間達も、序々に復帰傾向にもありますので、私も『第五代目会長』として沢山の指揮者仲間達と“和気藹々のアンサンブル”を企図して参る所存です。

 皆様におかれましては、今後とも引き続きのご高配を賜ります様、心よりお願い申し上げまして、ご挨拶とさせて頂きます。

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